ウェブとかあれこれ

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「我が社には情報がない」という思い込み

SEO対策などと言うまでもなく、ウェブサイトを作って何がしかの目的に向かって進むためには、「情報発信」はやることが決定している。決定しているはずなのだけど・・・。

中小企業のオーナーの方々とウェブサイトの活用に関して会話することが多いのだがサイトの目的やゴールをひととおりお聞きして、具体的な戦術面の話を進めている時、僕は小手先の技術よりも、きちんとユーザーが求める「情報」を発信していくことが最も重要なのだと訴える。検索エンジンを利用して辿り着いたユーザーの方々が欲しいのはその「検索キーワード」にマッチした、問題を解決してくれる「情報」だ。

ところが、オーナーの方々が最初に発声する一言は、

「いやぁ、我が社には発信するほどの情報がありませんよ・・・」。

本来なら、

「もうウェブサイトで何か戦略を考えるのは辞めにしてはどうですか?」

というべきだろうか。そこは僕も笑顔を保って具体的な例をあげ続ける。

・商品に関しての開発秘話
・従業員に対して思っていること
・従業員の皆さんの日常
・会社の歴史、思い入れ
・その業界のプロとしての裏ネタ
・用語集やFAQ
・お客様の声

ここまで話してくると社長の顔も変わってくる。そういうことならいくらでも「情報」があるんだなと納得顔。

コンテンツを増やしたなら、ログ解析を進めて、どういう話題が対象顧客のニーズにマッチしているか検証していくことになる。

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