香川の遊び場

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雲辺寺

日本一のロープウェイで辿り着いた先は

高松市内は灼熱の真夏日。暑くて仕方ないが、息子(3歳児)がどこか連れてけというので、どこに行きたいか聞いてみる。答えは決まっていた、電車。けど、もう電車は高松駅だろうが、多度津駅だろうが僕が飽きていたので、ここはひとつ、乗り物図鑑でしか見たことがないロープウェイを見せてやろうということで雲辺寺に向かうことにした。

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高松からだと、高松自動車道を利用して、大野原ICを降りる。そこからは交差点ごとに案内の看板があるので迷うことはない。途中から多少道が狭くなるので、運転には充分注意したい。ICから約15分で到着。ロープウェイの山麓駅は広い駐車場で、いくつか店があり、蕎麦など食事もできる。ロープウェイの切符を買っていざ出発!

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この雲辺寺ロープウェイは、全長約2,600m、山麓駅から山頂駅の高低差約660mを毎秒10mというスピードで山頂に到着する、日本でも屈指の高速ロープウェイ。第二支柱から第三支柱の間隔は日本一ということで、かなりの高度感を満喫できる。春は山桜、夏は新緑、秋は紅葉、冬は霧氷と、四季に景色を楽しめるとのことだ。

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山頂駅に降りると。気温24度。かなり涼しい。弘法大師像のお迎えを受け、紫陽花の咲く小道を第66番札所の雲辺寺へ向かう。息子の足取りも軽やか。道沿いには五百羅漢さんが並んでおり、圧倒される。おひとりおひとり特徴的で、謎のかわいい(ちょっと不気味な)珍獣を抱いていたり、大笑いしている方や、中には孫の手で背中を掻いている方など見ていて飽きない。

雲辺寺の本堂まではほんのわずか。手を洗って参拝。境内には、茄子の置物があって座って願うと幸せになれるとかで、息子も堂々と馬乗りに。絵馬も茄子の形でかわいい。「事を成す」ということのようですね。飲用の美味しい水も湧いている。渇いた喉を潤す。山頂駅以外は、ほぼお寺の敷地のため、特に店などはない。お土産代わりに、茄子のついたお守りを買った。

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境内からちょっと上がったところに、大きな毘沙門天の像が立っていて、台座の内部がらせん状になっており、足元まで登ることができる。三豊平野はもちろん、石鎚山系、剣山系までの大展望が楽しめる。また周囲は冬はスキーのゲレンデ、冬以外はパラグライダーのゲレンデとして人気がある。息子も大喜びの小旅行だった。

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住所    :〒769-16 香川県三豊郡大野原町(ロープウェイ山麓駅)
電話番号  :0875-54-4968(ロープウェイ山麓駅)
ロープウェイ料金  :大人往復2,000円
運行時間  :3月~11月 7:20~17:00 12月~2月 8:00~17:00
駐車場   :山麓駅前、数百台可能
アクセス  :大野原I.C.より15分
URL     :http://www.shikoku-cable.co.jp/unpenji/

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