放浪コラム

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プレゼンテーションスキル(2)

プレゼンの話の続き。

昨日コメントいただいた、masaさんはまさにD大学(いまさら伏字)のプロジェクトの企業側のリーダー。ミヤモトさんはまさにまさに発表者の学生さん。ブログの手軽な更新性と伝播力に脱帽です。つーか、当事者前にすると書き進めにくいな(汗)

People  誰にプレゼンするのか
Purpose  プレゼンの目的は何か
Place   どこでプレゼンするのか

相手の顔ぶれを相対的に把握して準備をしないといけない話はしましたが、目的(Purpose)は、それ以上に重要。というか大前提。

声を大にして言うほどではないと思うかもしれないですが、

・で、いいたいことはなんなの?
・何言いたいんかさっぱりわからんわ。
・一般論はいいから、どうしたいの?おたく?

というプレゼンが世の中にあふれています。この僕も含めて。シナリオライターとしての腕があって、それなりの素材が集まっていればこういう問題は起きにくいんでしょうけど、経験浅くて、時間もない中ではなかなか難しい。そういう場合は、もう、目的をとにかく明確にして、冒頭に目的と結論をズバっと持ってくることですね。プレゼン終了前にももう一回大きな声で言うストーリーにしましょう。これで形はできます。

人は最初はまだ多少は集中してくれてます。また、終わりが見えてきた頃にも再度集中してくれます。そこを狙います。合間は極端な話、捨てて出るぐらいの覚悟で。(嘘)

目的も、結論(概論)もなくスタートするプレゼンは聞いているとけっこう苦痛。悪いプレゼンを見たときの自分の気持ちって重要です。そういう時はチャンスと思ってがんがんメモりましょう。

目的を考える際、これはこれで発表側の論理の終結(押し付け)を目的にするのではなくて、やはり聞き手側が利益と感じる「目的」を考えたいですね。

さて、実は本日も午後から某専門学校で学生たちのプレゼンを聞く機会があります。楽しみですが、教える側としてはどきどきです。

(このシリーズ続く)

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