03/282017

社員研修としてのビーチクリーンアップ&地元交流

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年に何度か企業、団体様のご要望でビーチクリーンアップを主体としたツアープログラムを実施することがあります。名目は社員研修であったり、社員ボランティアイベントであったりで人事的な部署やCSR的な部署からのご依頼です。最近ではそれに実施地域ならではの地元料理のランチを組み合わせて、地元交流も組み入れています。ビーチで体験型学習にて学び、体を動かした後に、海や山の恵みをいただき感謝するという流れです。

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ビーチクリーンアップは単なる清掃活動ではなく、国際的な海ごみの分析手法、「国際海岸クリーンアップ(International Coastal Cleanup:ICC)」によって調査を実施します。海ごみの問題は拾うだけでは決して解決しません。それはいくらごみを回収しても、新たなごみが繰り返し発生し、漂着するためです。海ごみ問題の根本的な解決方法を探るため、世界共通の手法(ICC)を体験し、海ごみの内容を調査し、海ごみの問題点を参加者ひとりひとりに気付いてもらいながら、改善の方策を探って行きます。私たち自身がごみを減らさなければ海ごみ問題は解決しないことを理解してもらいます。

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この体験型学習により、参加者は社会性を実感し、地域での社会貢献の大切さを学びます。同時に、瀬戸内海の自然の素晴らしさと自然の恵み、そして地域の方々のあたたかさを感じて、よりそれぞれの地元にも愛着ある社会生活を送ることになると考えています。

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海岸での漂着ごみ調査を兼ねたクリーンアップ、漂着お宝探し、磯観察などを実施した後は、地元の方々に調理いただいた料理をいただき、自然の恵みに感謝します。会社を離れた場所で自然の中で地元の方々との交流は、かけがえのない時間となることと思います。

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