僕のところに創業相談に来られる方が年明けからかなり増えています。平日は三日に一回のペース。うどん屋経由カフェとかなのでかしこまらずにどちらかというと概要聞いて質問して理解深めたら、あとはブレストっぽい時間。お聞きしてると事業の中身は独創的だったり、革新的だったりするんですが、「売上」の匂いがあんまりしないケースも多いんですよねー。
僕は社会に出てからずっと営業畑だったので「見積」を出すことが生きがいみたいなとこがあって、例えお金は無くっても「見積」をたくさん出してればどこか落ち着くって感じでした。今は違いますけどね。今は「入金」です(笑)
売上がたって利益が出て回収してっていう流れが見えにくく不確定要素だらけで、そこを固めていく作業が具体的になりそうにない事業って言うのはまだまだ練が足りないです。まぁ、だからそれまでサラリーマンでやってた仕事の延長で受託ビジネスや下請けビジネスがスタートとして見えやすいんでしょうけど。
そういう意味ではゼロからのスタートアップって難しいなぁ。それを実現していってる人をほんと心の底から尊敬します。
事業モデルが売上面も含めて見えていて、実績もあり、利益を出し続けられそうな仕組みづくりの工程がわかりやすい場合はまさにアクセル踏む段階ですので、エンジェルとのマッチングやほどよい融資を検討すればいいですね。
で、問題はそこまでの利益出し続ける実現性が見えてないケース。こういう場合はクラウドファンディングも検討して少額で実験的にスモールスタートするのがいいんじゃないかなと思います。
一昨日、地域密着型のクラウドファンディング、FAAVOのイベントに参加してきたんですが、特にこのFAAVOの良いところはローカルに窓口があって、事業内容のブラッシュアップなどに積極的に関わってくれる点です。他のエリアはわからないですが、少なくともFAAVO香川は熱いですよ!
当事者意識ゼロのコンサル先生のアドバイス受けるよりはスピード感あっていいんじゃないかと思います。
僕自身もパートナーとしてお手伝いしていますが、おすすめはNPO法人アーキペラゴ。前身のINS香川の時代から夢を語ってくれる企業のお手伝いや、「そんなん事業化できんやろ!」と言われるような突飛なアイデアをきちんと収益出るモデルにするまでお手伝いしたり、自分たちでやってきたNPOです。
まずはお気軽にご連絡ください。