新年度に入って半月が過ぎました。株式会社ゴーフィールドは4月から新年度なんですが、決算の数字をもとに新年度の詳細な計画を作るので、実際は7月スタートのような感じです。というわけで、4月は新年度の計画策定の時期になります。
何度もお知らせしているように、創業以来の「ウェブ事業」と「コマース事業」がメインで、加えて昨年度から「高齢者見守りサービス事業」を展開中です。それぞれの新年度での売上は
ウェブ事業 1億5,000万円
コマース事業 7,500万円
高齢者見守りサービス事業 1,500万円
ぐらいが目標ですが、いかにして労働集約的な事業構造を資本集約型に移行するかを創業以来のテーマにしてきましたので、受託開発型の労働集約的なビジネスは減らしたいのが本音です。営業利益ベースで目標を立てると、
ウェブ事業 1,900万円
コマース事業 300万円
高齢者見守りサービス事業 300万円
となります。売上高営業利益率では、高齢者見守りサービス事業が20%となって、かつ資本集約型のビジネスでもあるので、ある意味理想的です。仕入れ商売のコマース事業はどうしても営業利益率は低くなります。ただ、ローコストオペレーションを徹底しているのでけっこう堅い資本集約型ビジネスでもあります。ウェブ事業は従来労働集約型の受託ビジネスの売上が大きかったのですが、近年、保守メンテナンス案件の増加で、売上の構造が変化しています。パートタイム社員のメンバー、アウトソーシングの外注先とうまく連携して、少数の正社員メンバーで回すことができています。なので営業利益率10%を超えることもいよいよ現実的になって来ました。
とはいえ、6年間返済し続けている借入金がまだまだありますんで、キャッシュフロー含め楽になるのはまだまだまだまだ先なんですが(笑)
計画にしても実行にしてもとにかく戦略が重要です。過去には何度もそこを間違えて苦労してきました。なので、この4月に数字を睨めっこしながら戦略を立案することは何よりも大事な作業です。今年からは目の前の業務執行に左右されず、社長の皆見と分担して戦略立案に専念できるのでとても充実した作業になっています。