取引のある某経営者の方から、フランチャイズで新しいビジネスを検討しているのでそのシステム周りを中心に使えるものかどうかチェックしてほしいとの依頼がありました。システムの中身のことはエンジニアではないのでわかりませんが、ソリューションとしての完成度の判断なら逆にこれまでの経験が活かせますので喜んで博多出張に同行しました。
その検討していたソリューションが高齢者見守りサービスであり、出会ったのがNPO法人在宅医療サポート協会の古賀理事長でした。ソリューションというのはその完成度も大事ですが、誰がどういう考え方でグランドデザインしたのかも重要です。その点で、古賀理事長の人柄やこれまでの人生経験、想いをうかがっていると大変魅力的な内容だと感じました。システム周りもよく練りこまれているし、NPO側のエンジニアのレベルも高いので問題ないと判断しました。
そして高松に帰り、僕もいずれ側面支援でお手伝いしようと考えていたのですが、事情があって某経営者の方が今回のタイミングではスタートできないとのお話が。某喫茶店で打ち合わせしていたんですが、かなり考え込んだ末に、
「僕がやりましょうか?」
と切り出してしまいました(笑)
正直なところ、地域課題解決に向けたコミュニティビジネスは、用意周到にNPOなりを作って、僕が50歳になる6、7年後から取り組もうかなぁ、と漠然と考えていました。それからするとかなり早い。しかも、じっくりと課題発見しつつ、丁寧にやっていこうというのではなく、ターゲットも明確な切り出されたひとつのソリューションです。ちょっと拙速なイメージもしました。
ただ、そうと決まっていろいろ勉強していくと、これは地域のインフラツールとしてもなかなか使えるものになるなとわかってきて、腹をくくることになります。