また怒られそうなことだけど整理する意味で書いちゃえ(笑)
ここ数年よく言われる「お言葉」があります。
「森田は最初だけ出てきて、あとは社員に任せて来なくなった。で、出てくる社員が物足りない。」
いやはやほんと申し訳ありません・・・。
この「お言葉」をいただくのは100%創業経営者の方々です。
これですね、どんなに優秀な社員を担当者にしてもたぶん感じられてしまうと思います。否定される方もいるかもしれませんが、創業者とそれ以外の社員(例え取締役などでも)では持っている熱量が半端なく差があるんですよね。雲泥の差かもしれません。僕は表面上冷めたように振舞ってるんですが、それでも話していると熱を帯びてきて、節々に違いを見せてしまうのかもしれません。
もうこれはどうのこうのの話ではなく、そういうものなんだと思います。僕がスキル高いとかじゃなくって、創業者としての引くに引けない状況、背負ってるものへの責任、好きではじめたことであるはずという己感、仕事に対して最高レベルを注ぎ込もうと言う考え方、24時間考え続けている想い。いろんなものが熱を持ってあらわれてしまうのでしょう。
すると、創業者の僕が現場に来ないと物足りないなと、同じ創業者の方は感じるのです。
僕自身、他社の担当の方を前にしてその会社の「創業者」の方と比べたらやはり物足りなさを感じます。仕事の現場ではどうしても出てしまうんですね。熱量の差が。
比べるには恥ずかしいですが、この問題はAppleやGoogle、Virgin Groupでも克服するには大変な命題です。
けど、スケールして雇用と納税を増やすには創業者の熱量頼りではダメでして、なんとかマニュアル化し、仕組み化して、属人性に左右されない体制作りと、その上で人材に対してのDNAトランスファーしていかなといけません。創業者目線では物足りないながらもタレントを養成する必要があるのです。さもなくば、そこそこ完成度の高いタレントを引っ張ってくるしかありません。
しかし、これが簡単ではなく、いくら完成度高めても100%を求めるのは無理。
創業の苦労を経験した創業者からは、ゼロからイチを作った創業者へかなりのリスペクトがお互いにあるわけでして、これに打ち勝つのは難題です。
というわけで、Gofieldメンバーの皆さん、わかります?
みんなはかなり優秀です。けど、普通にまじめにやってても駄目でして、何度もサプライズ巻き起こしてお客様の満足度を高くしないといけないのです。サラリーマンは大変だ。
最初から僕の存在を消しておく、という作戦はありまして、実際そうなってるケースも多いですね(笑)