積読にしてあったのを読了。
ちょっと取材対象が少ない中でまとめちゃってるなぁという印象があります。今現在田舎で主力になってる消費の主役のゾーンというよりは、あと10年後に主役になるかもね、程度の「ヤンキー」の話じゃないかな。というぐらい大学生だったり20代前半への取材が多いです。
僕も20代前半のころ、「高松に帰省した時」はここに出てくる若者と同じように宅飲みして、ボウリング場行って、意味なく弾丸ドライブして、仲間を大切にして、移動している車の中の空間で過ごす時間を大切にしていました。まったく同じ行動です。けど、それは20年前。
なので、ラベル貼りが間違ってる気がします。今時代が生んだ新しい「ヤンキー経済」や「新保守層」ではないと思うんです。昔からみんなそうだったんだと。いくら都会で都市型の経済の中で遊んでる上京思考の人間でも、お盆や正月に「田舎の環境」に置かれたら自然に行動してしまう原理なんだと思いますね。
実のところ、都会の生活を思いっきり楽しんでいた人も、Uターンして郊外で車社会の生活をしていると、いつの間にかここに書かれているような大規模ショッピングモールなどで満足してしまうライフスタイルに近づいていきます。僕も含めて程度の差はあれ「マイルドヤンキー化」してるところはありますね。というか、元々マイルドヤンキーだった人間が、大学に入り、都会に出て、戻ってきただけかもしれません(笑)
絶対自分はマイルドヤンキーじゃないし、ヤンキー経済圏なんか嫌!っていう高松へのUターン、Iターンの人は、まちなかに住んで自動車を絶対手に入れないことをオススメします(笑)