01/212014

健康寿命を延ばす運動習慣作りには最低5年必要。

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今朝の日経新聞一面のコラム「シニアが拓く・2020年のニッポン」は健康寿命の話題。健康寿命とは日常的に介護を必要としない生活を送ることができる期間のこと。2010年時点での推計では男性は70.42歳、女性は73.62歳。

どう感じます?そこから10年は介護の助けを受けながらの生活になるわけですね。できるなら死ぬ直前まで介護無しでピンピンコロリと死にたいなぁと僕は感じます。そのためには内臓、歯など重視すべき項目があると思うんですが、高齢者の方を見ていて脚も大事だなと。脚が弱って寝込みがちになったら一気に老化も進むようです。

かといって、65歳ぐらいから慌ててもそれこそ年寄りの冷や水になりかねません。自覚症状の特にない、一見健康なうちから足腰の強化は始めておかないと間に合わないんじゃないでしょうか。40歳を超え、男性で言うと厄年終えてからは健康寿命を睨んだ積み重ねを始めましょう。

僕は心臓に負担無く、膝などの関節にも優しいスロージョグを基本にしていますが、それでも走り始めた時から何年も膝痛に悩まされて、満足のいく運動ができてませんでした。それがフォアフット(足の前方で着地)のフォームがある程度完成してからは30kmほど走っても痛みが出なくなりました。これで10km以上連続して走ることができるようになり、結果的に長時間運動することのできる赤身の筋肉が増えてきたようです。筋肉痛とも無縁な感じ。毎日走っても疲労が溜まらなくなりました。

ここまで来るのに走り始めてから6年近くかかりました。それぐらい自分の身体との対話は試行錯誤で時間がかかります。最適な運動習慣を身に着けるには最低でも5年ぐらいは必要なんじゃないでしょうか。

僕の場合は身体は準備できたのですが、今の課題は時間の捻出です。スロージョグが中心なので、どうしても運動量に対して時間がかかるんですよね(笑)。しかし、健康寿命を延ばすことは明らかに利回りのいい投資ですし、後の世代への負担軽減にもなります。自分事として真剣に取り組んでいきたいです。


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