04/052013

学生時代から30歳代前半ぐらいまではとにかく経験値を上げよう。

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「お金を生む時間」ということで、以前僕の考えるタイムイズマネーな3つの時間について書きました。

僕が考える、タイムイズマネーの3つの時間

40歳ぐらいになり、様々な経験を積んで良い習慣が身につき、残り人生に迷いがなくなってきたならば、できるだけ

「思考する時間」
「創造的な思考の人と会う時間」

を増やすのがいいと考えます。この時間を増やすには、ルーチンな業務はマニュアル化して圧縮して早々に終わらせたり、自動化、仕組み化を進めて自分以外でも勝手に進むようにする必要があります。無駄なことを排除し、マイナスオーラを出すネガティブモード全開の人や創造的じゃない人と会わないようにする必要があります。感染しますしね。これを構築し、判断していくには豊富な経験がやはり必要です。

そこで重要なのが、学生時代から30歳代前半ぐらいまでの期間。ここでどれだけ経験を積めているか。

新社会人の方も多いと思いますが、ルーチンワークを消化することに悩むのではなく、どうやったら新しい経験を積めるか工夫しないといけないですよ。目の前のタスクをサプライズ的に終わらせて、違ったタスクを任されるのもひとつ。自ら新しいビジネスを提案したり、改善案を出したり。困難な壁にぶつかるなどは素晴らしいチャンス。それを乗り越えていくことでさらに経験値が上がります。ドラクエでスライムばっかり相手にしてたら時間かかりすぎるでしょ。会社がノー残業デーばかりで物足りない場合は自主的な勉強会を開くとか、NPO活動でプロジェクト立ち上げるとか。

子供や病気の両親など背負うものが比較的ない時期に、貪欲に経験積んでないと30歳過ぎてから慌てても後の祭りです。「経験値低いなぁ・・・」というのは言動からもにじみ出ますから、リストラされた後に再就職なんて無理ですよ。普通に仕事できる人、というのはあんまり魅力なくって、そういう人の仕事は賃金の安い国や、あるいはITの技術、ロボットに置き換えられるかも。また、細分化した上で、ハンディのある人や、子育てしてて時間がたっぷり取れない人とワークシェアした方がいいという僕のような考え方の経営者も増えるかも。

「若いうちは文句言わず働け」

とブラック企業の経営者な言い方しているのではありません。

「経験値を積むように動いてみよう」

と言うことです。

35歳ぐらいからは、自分の強みに磨きをかけ、そろそろやらないことを削ぎ落としていくのがいいですね。で、余裕が出て、思考する時間、創造的な思考の人と会う時間が増えてきたら、また何か新しいことにチャレンジしていく、というのがいいんじゃないかなと。仲間も増えて、ドラクエでいう道具やら魔法やらを使える経験値も増えているはずです。そして大きな相手に向かいましょう。

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