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もうずいぶん前のことのように感じますが、11月の23日、24日に高松の玉藻公園と女木島を舞台に「瀬戸内生活工芸祭」が開催されました。第一回ということで関係者の方は大変苦労されたと思うのですが、1万人以上の方が来場され、大いに盛り上がりました。雨やら気温の低さやら悪条件だったのにすごいですね。

■瀬戸内生活工芸祭

僕も二日目に家族と一緒に楽しみました。子供たちもお祭りムードの中を走り回ってましたよ。作家さんの器なんかをひっくり返さないかどうか冷や冷やでしたが・・・。

かみさんは両手に想いのこもった器を提げて帰宅。大いに満足そうでした。

そんな二日間の思い出を反芻しながら寒い冬の夜に楽しめる本が、「道具の足跡～生活工芸の地図をひろげて～」です。

道具の足跡―生活工芸の地図をひろげて

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桜製作所会長の永見さんのお話や、今の時代の道具の足跡の語り部として、深澤直人さん、堀井和子さん、大西静二さん、皆川明さんが登場します。

瀬戸内生活工芸祭は、予定ではこれから二年に一回の開催。工芸の街、高松の新しいお祭りの形。もう既に二年後が楽しみな我が家です。