僕が「フロー収入よりストック収入!」とうるさく言ってるので、
「それはGofieldの社訓ですか?」
と先日、呑み会の席で言われました(笑)。社訓ではないですが最重要な戦略ではありますね。これは、本来、ほとんどの起業家の方、経営者の方が目指したい方向ではないでしょうか。
「フロー収入」とは流動的な収入のことで、「ストック収入」は月々安定して入ってくる固定収入のことを指しています。厳密には、未来永劫安定している収入などはありませんので、この世は全てフロー・・・とも言えますが。「フロー」と「ストック」の違いは個々の経営者が意識しておけばいいのでしょう。
僕たちのビジネスで言えば、都度発生するウェブ制作などの受託開発のビジネスはフロー収入。固定契約しているメンテナンス保守はストック収入。ただ、受託開発でもほぼ毎月安定的に発生するお客様の場合はストック寄りですし、メンテナンス保守契約していても、固定費ではなく従量制で年に一度ぐらいしかないなどはフロー寄りとも言えます。
インターネット通販は本来はフローなのですが、Gofieldの場合ストックと考えています。35店舗と全体が増えてきて、季節変動も吸収できるようになってきたので、全店舗を資産としてみた場合は安定的に粗利益を出しているのでストック収入と見なしています。
何にせよ、「毎月5,000円」のメンテナンス保守契約の積み重ね、「毎月10,000円」の通販店舗粗利の積み重ねで、ストックの厚みを作っていくことが大事です。
Gofieldは、創業以来、ストック収入を増やすこと、必要な粗利益の大半をストック収入でカバーすることを悲願としてきましたが、今年度、かなりその状態に近づいています。
ストック収入を積み上げていくポイントは、あまり大口に頼るとリスクが大きくなります。小口分散がお奨めです。もちろん管理コストが増えますので、いかにそこを抑えるかが重要です。僕の場合は手間のかからないスモールビジネスを立ち上げていくことを心がけています。できれば、運用フェーズに入った後も僕自身の手間がゼロなのが理想ですね(笑)。
スモールから始めた、1年半前から取り組んでいる「席札箸」は、年間1,000万円を超えるビジネスに成長しました。
■席札屋
これの派生ビジネスで、保育所、幼稚園の卒園時などに名前を彫ったお揃いのお箸の提案サイトを昨年から立ち上げているのですが、これも好調です。既に席札箸でできてるルーチンにそって進めるだけですので、固定費も変動費もほとんど増えず、安定的なストックの積み増しになっています。
毎月3万円程度の粗利益を生むスモールビジネスを一個一個丁寧に作って、10個、20個と増やしていくのが経験的にはいい感じじゃないかと思います。資産運用で月に3万円の配当ってもの凄い元手必要でしょう?それに比べれば知恵を出せば十分可能です。こんないい利回りの運用ありませんよ(笑)
僕たちの持ってる強みと組み合わせてのパートナーシップ大歓迎ですのでどうぞお気軽にご相談ください。安定基盤を一個でも作りましょうぞ。