昨日、日経ビジネスオンラインでエバーノートのCEOフィル・リービンさんが、「起業なんかやめとけ」と言ってた記事が話題になっていました。
いやはや、僕もほんとそのとおりだと思います(笑)。知らないで済むなら、こんな苦労はありませんからね。僕もサラリーマン時代の年収をいつか超えたいなぁ・・・という毎日です(苦笑)。こんなに人間ってお金借りることできるんだ!という経験もしてしまいましたし。
26歳の時、最初に入った日立を辞めて、起業のため約束の資本金100万(三人で300万円)だけ持って高松に戻ってきた時の解放感はものすごかったですよ。自由を手に入れた感。その後今度は銀行に拘束され続けるわけですけど(笑)
それでも先輩経営者の方などに話を聞いていると「もうサラリーマンには戻りたくないなー」という人が大半です。僕もそうです。死ぬ思いの苦労をしながらも、もう戻れないって不思議ですね。元々サラリーマンとして適正がなかったのかもしれませんけど(笑)
少なくとも起業を考えられる方は、フロー的な売上じゃなく、ストック的な売上、つまり安定的に売上が上がる仕組みはどうすれば構築できるかが、具体的に方法や時期などが予測できるようにならない限り起業しない方がいいと思います。また、財務面の知識や営業スキルは起業前に鍛えておかないと走りながらでは息切れするし失敗することになるでしょう。
同世代の税理士の卵(おじいちゃん先生のところで勉強してるような人)と早くに仲良くなって、いろいろ相談できるようにしておくのもおすすめです。その他、大人なスペシャリスト(専門化)を起業前にブレーン集団化できていればいいですね。
まぁ、そうなってくるとよっぽど人間的に魅力がないとサポーターも寄り付かないわけですけど・・・。
サラリーマン時代から、自分の考えしっかり持ってて、うまくいかないことを周囲の理由にせず、時間の切り売り感なしに仕事してる人は起業が向いてるかもしれませんね。営業力と財務的な知識、先達経営者のNG例の勉強はしておいた方がいいです。僕は営業力だけでした(笑)