日本の長期トレンドとして考えた時、人口減少の問題は避けがたい。移民政策も考えられるが追いつくものではないでしょう。子供を増やす対策は実行されているが、既に遅いのではないかと思われます。
人口減少社会では経済成長をあきらめてつつましく暮らしていくのがいいのでしょうか?それも個人ベースではありですけど、もっといろいろあがいてみてはどうでしょう。僕たちひとりひとりにできることはまだまだあるんじゃないかと思うんです。
地域に雇用を増やし、世帯所得を上げることは重要なポイントだと思います。税収の増加にもつながりますし、地域課題を解決するNPOなどへの寄付金原資にもなります。
地域に雇用を増やし、世帯所得をアップするには、起業家を増やすことが一番だとこれまで書いてきました。
もうひとつは女性がイキイキと仕事を持つことじゃないかなと。
グローバルな競争が地方の中小企業にまで及んできた時、これまでのように家庭内のメインの働き手である男性の賃金を年齢に応じてバンバン突出してあげていくことは、なかなか難しい時代になってきました。やはり子育て中のママさんの就業、そして働く女性が結婚後、出産後も働き続けられる職場環境の整備が急がれます。
Gofieldでは、
・一定期間オフィスでトレーニングした後の在宅スペシャリスト育成
・柔軟なパートタイム勤務時間の設定
・子連れ出勤、子供の体調不良などでの急な休み、早退OK
などを実施してきましたが、正直まだまだだと感じています。人数に余裕がない日などは、職場にぴりぴり感がどうしても出てしまい、予定よりも退社が遅くなったり、精神的に無理をしたりということがおきがちです。仕組みが万全でない中で人数を増やせばマネジメントの難しさも増えるので、慎重に検討しつつ進めなければならないのですが。
そういう意味では毎日勉強の日々です。
僕の住んでいる地域の女性が年間所得100万、200万、300万と他の地域よりも多い、っていう状況を作りたいんですよねぇ。するとそこでビジネスを展開する企業としても面白くなってくると思いませんか?
近所の企業経営者の皆さんもぜひ前向きな施策アイデア共有させてください。