創業して13年目になりますが、当初は直販と下請けの割合は 1対9 ぐらいだったかなと思います。それが現在では、逆転して 9対1 ほどに。社内だけでは対応できずに、
お客様→Gofield→協力会社様
というパターンも多いわけですが、最近では、直販でもなく、下請けでもなく、外部の協力会社へ依頼するでもない、なんとも従来のビジネスとはかなり違うアメーバ型の案件もぼちぼち出てきています。その中にはお客様さえ巻き込んでいて・・・いや、もうお客様というよりみんなパートナー、仲間!って感じですね。
お金の流れだけは、A社からB社、B社から個人のCさん・・と決めなくてはいけませんが、あくまでそれは経理処理の話で、どっちが上流、下流関係ない感じ。プロジェクトとして発生して進めていき、区切りがついてルーチン化したら運用フェーズに。月締めでレベニューシェア。
細かい具体的な事例は書けないので興味ある方は僕まで連絡ください。
で、こういうビジネスの種を集めたり、発芽させたり、実際に必要な専門性あるところを補ったり、ここぞというところで味付けしたり、品質を大幅に向上させたりっていうのには、周囲にかなり面白いというか、トンチンカンというか、変態というか、クリエイティブというか、いつまでも子供というか、そういう人たちが集積してないとうまくいかないと思うのです。プラス、そういう行動を面白がって大いに笑ってくれる人も必要です。もっというと、サッとポケットマネーが出てくるぐらいだといいですね。
現在、NPO法人アーキペラゴの理事長の三井さんや、香川の小さな出版社 ROOTS BOOKSのコニシさんが、「まちラボ」というまちなかを楽しむ実験室のような動きをしていた時に、よく
「トンチンカンな人が集まってきて、トンチンカン菌を撒き散らさないといけない」
「人と人が交わることで出会いの化学変化=相互作用で新しい何かが生まれる」
という感じのことを言われてました。これは「まちづくり」においてまずは語られたんですが、今やビジネスにおいても同じですね。
そういうこともあって、僕は「トンチンカン」な人には、香川に、高松に、できれば僕の住んでいる山田地区、十河地区にどんどん移住して欲しいわけです。そんな面白い、クリエイティブな変態な人たちが地域のお年寄りや子供たちとクロスしていく中で、きっと素敵なビジネスの種が落とされて発芽するんじゃないかなと。
トンチンカンな人が移住したくなるまちづくりと、集積具合が求められます。かなり地域間競争が始まってんじゃないかと思うんです。
がんばろ。