05/162012

ノー残業デーを徹底することで資本集約型のビジネスに移行する

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Gofield取締役、牛尾ひきいる第一事業部(ウェブサイト制作、運用、法人営業分野)が今週から水曜と金曜のノー残業デーの厳格運用に突入するらしい。今日はその一日目。

これまでも何度かトライしつつ、切羽詰った案件をきっかけになし崩し的になっていたんですが、今回は本気とのこと。頼もしいです。

目標の営業黒字を達成しつつ、理想的には毎日18時に業務を終了するには様々な課題を解決しつつ進まないと破綻することになるでしょう。

よく出る例えですが、ショッカーの「戦闘員」レベルが相手なら生身の人間(本郷猛)でも筋トレやら拳法習得すれば退治できるかもしれませんが、「怪人」がやってきてる時にはやはり変身(仮面ライダーになる)が必要です。

同じように、一気に業務時間を減らすには、個々人が作業スピードを上げたり、小手先のテクニックを覚えたりも大事なんですが、重要なのは変身、つまり仕組みを変革していかないと無理です。

Gofieldではこれまでもかなり業務効率改善には取り組んできました。結果、4年前に40人程度で達成していた売上を現在では23人で上回っています。営業利益ベースですと数千万の改善です。

ここからさらに「変革」するには、メンバー全員がアイデアをどんどん出し合わねばなりません。一般的には、

・内製していたものを、アウトソース窓口専属担当を置いて内製率を一気に下げる
・案件単位で制作するのではなく、共通化する部分を大幅に増やす
・クリエイティブな業務を主体にしているメンバーの業務棚卸を行い、
 ルーチン化している業務をパートタイムメンバーに任せる
・お客様との定例会開催を徹底して、業務スケジュールを立てやすくする
・ソーシャルメディアを活用して、日頃からお客様との会話量を増やす
・新規制作案件よりも運用代行案件を増やし業務を平準化する
・案件のサイズを小さくしてリスク低減を図る

などが考えられますが、全体としては、労働集約型ではなく資本集約型のビジネスにどんどん移行していくってことですね。この移行のきっかけ、圧力の発生もととしてのノー残業デーは重要です。

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