04/242012

ウルトラマラソンに挑戦することで、経営を強くする

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6月に挑戦するサロマ湖100kmウルトラマラソンまで、あと61日になりました。

一昨年、50kmの部を完走し、昨年は100kmの部を49km地点で撃沈。今年はけっこう雪辱戦なのですが、日々足りないものが見えてくるばかり。しかし、そのひとつひとつの気付きのおかげで自分の成長も実感できます。

昨年までは7分/kmのスピードを保って走れるのはいいところ30kmでしたが、今は40kmぐらいまでは自信が付いてきました。80kmまでの残り40kmを8分/kmで走れば関門通過できるわけですが、これはまだまだ厳しいと感じます。小豆島100kmではアップダウンのダメージがあったとは言え、50kmを過ぎてからは9分/km程度がやっと。やはり、80km走とか、10時間走といったロングのトレーニングを積まなければダメだと感じています。

ウルトラマラソンの大先輩から見れば、「その程度の実力でサロマには挑戦するなよ」と思われるかもしれません。ですが、走り始めた5年前から考えると格段の進化をしている実感はあるんですよ。

苦手だった長距離走。5kmがほんと限界と思ってはじめました。目標を設定してクリアすることの楽しさ。完走できずに悔しさの中から生まれてくる再挑戦への気持ち。僕自身、ハーフを完走できただけでも嬉しかったのに、その後、50km、60km、70km、100kmの大会へと挑戦し、フィニッシュした時の麻薬のように出てくる脳内快楽物質に支配され続けているのです。

今年のサロマ100kmはデータ取りに終わるかもしれませんが、40kmからギアチェンジして攻めの姿勢で心を強く走って来たいと思います。

経営も同じだと最近感じます。最初は経験もないくせに強気でチャレンジして、失敗します。しかし、データに基づき小さな経験の積み重ねで、何より「考えて」経営をするようになれば、やがて成長しているプロセスを実感できるようになっていくのでしょう。

今年の僕の一番の収穫は、フォームをチェンジして膝への負担が減った走り方ができるようになったことです。これでロングの練習もできますし、何より本番で「痛み」に苦しめられるリスクが減りました。前へ前への意識を強く持てると思います。

経営でも、今の延長線上でくよくよするのではなく、「チェンジ!」で仕組みを変え、変革して一気に問題を解決することが大事なのかもしれません。

簡単ではない会社経営。ウルトラマラソンも簡単には完走させてくれません。だからこそ、ウルトラマラソンから学ぶことはほんと多いなぁと実感します。

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