またまた岡田淳さんの本を読んでました。小学校四年生ぐらいからの本で字が大きいので、ほんとすぐに読んでしまいますが、なんかこう甘酸っぱさを感じた時間でした。
校舎の裏庭に落ちてしまった石けんを見つけようとしているうちに、浩と陽子はとんでもない怪物が支配するとんでもない世界にまぎれこむ。
大ガエルのポアンアンにであった生きものはみんな、きたないこと、わるいことをしたといわれ、しゃぼん玉にとじこめられてしまう。だから森のなかは、しゃぼん玉でいっぱいだ。
僕の好きな少年の成長物語。これまた重要な要素のいわゆるツンデレのヒロイン少女。舞台は学校。
ちょっと設定が鉄板過ぎて物足りないこともないですが、やっぱり読後感は素敵ですね。
ただ、僕が少々困ったのは今回の敵が「大ガエル」であること。僕はほんと「カエル」が苦手なのです。主人公の浩が大ガエルに抱きついたりするんですが、イメージできすぎてしまってきつかったです(笑)
生物で苦手なものはほとんどないはずなんですが、カエルだけは生理的にダメですね。感触も、見た目も、ジャンプしてくることも。ひぃー。