今朝は雨降ってたんで休みましたが、最近、家から車で5分の公渕森林公園で、公渕池をぐるっと周るコースでジョギングしています。讃岐平野でも大きい公渕池、城池、三つ子石池を巡るコースでして、梅、桜、紫陽花、牡丹と季節の花も楽しめる素敵な森の中から朝が始まる感じなのです。
その舗装路コース上に、Uターンした1996年に初めて僕がボランティアで植林したクヌギ・アベマキ林があります。年々大きくなってる樹を見るのを楽しみしていました。
が、この冬、ばっさりとかなりの面積が皆伐(かいばつ)されてました。皆伐というのは対象となる区画にある樹木を全て伐採することです。
なんと言いますか、自分が植えた樹、林がある日突然なくなってるというのはそこそこショックですね。しばらく呆然としてしまいました。
それからも毎朝ジョギングしてはその伐採跡を通るんですけど、なかなかその殺風景な景色になれませんでしたが、昨日の朝、切り株を見てて感じました。
「あぁ、そうだ。クヌギはこうやって15年から20年ぐらいで切って利用して、そしてまた切り株から新しい芽が出てきて、何度も立派な樹になるんだったなぁ。」
クヌギの樹の強い生命力にそった「伐採」なのでしょう。これが里山文化。切られたクヌギ・アベマキの樹は椎茸の原木にでもなったのかな?
切り株の年輪を見てみると15個ぐらいの輪がありました。
僕が高松に帰ってきてから一年一年の年輪に思えてきました。