今朝、久しぶりに公渕池の周りを走ってきました。
3月10日の小豆島・寒霞渓100kmウルトラ遠足から10日間過ぎました。脚のこと、これからのトレーニング方法など思うところあったのでメモしておきます。
僕は過去のマラソンでは10km過ぎから右膝が痛み始め、20kmからは左膝も痛むこととなって、30kmからは痛みとの闘いになるパターンでした。それが、2月の丸亀ハーフでも今回の小豆島100kmでも膝の痛みがほとんど出なかったのです。昨年前半からスロージョグの時間を増やしてきた結果、膝を支える筋肉が鍛えられたのかなと思ってました。
ただ、向こう脛、足首の上あたりが80km過ぎからほんと痛くて難儀しました。走ってる時はまだ気持ちが張ってて我慢できたんですが、翌日から歩くのも困るぐらい痛い。一日空いた月曜日に整骨院に行きましたが、専門外なのかもうひとつ診療が不安そう。僕も不安(笑)
水曜日に今度は整形外科に行って、細かく状況を説明し、診断してもらいました。結果は、いわゆる腱鞘炎。向こう脛から足の指にかけての筋肉負荷が高かったようです。
これは今までにないことなので不思議に思ってたのですが、どうやら走り方のフォームを変えたのが原因のようです。
この夏まで「かかと着地」だったものを秋ぐらいから「前足部着地」いわゆる「フォアフット」に変えたのです。正確には変えたと言うほどではなくて、「意識して足の指の付け根あたりで着地する」という感じ。意識してないとかかと着地に戻ってることも多いぐらいのなんちゃってフォーム改造だったんですが、60%程度改造が進んでいると思います。
今回、小豆島でもフォアフットで走っている時間が長かったんですが、それが
・膝の故障回避
・向こう脛付近の筋肉への負荷
につながったんじゃないかと思っています。まだまだ向こう脛、脹脛あたりの鍛え方は甘いので、それが80km過ぎから出てきたんだろうと。
これは僕にとっては朗報中の朗報。痛くなったとはいえ、膝が痛み始めるのに比べればかなり耐久力あるわけで、さらに鍛えれば100kmに耐えられる向こう脛になると思われます。それよりも、10時間以上走っても膝が痛まない走法を手に入れたことが何よりです。これで長時間走の練習ができます。これまでは、普段は10km程度の練習までにしておいて、本番では痛みと格闘しつつ鎮痛剤を飲んで・・・という悪循環でしたから。
あと、7分半/kmで巡航可能なウルトラ向きの筋肉になってきているのか、100km走って山も登ったというのに筋肉痛がほとんどありませんでした。これも嬉しいですね。
サロマに向けた残る課題は、7分/kmで50km程度まで走れるスピードの増強です。30kmまでは大丈夫なので、近々、ひとりフルマラソンでもやってみようと画策中です。