昨年、大震災直後に「雨でも五時間走する!」と意気込んで実施したことがあります。
あの時は、萩往還70kmやサロマ100kmを控えていて十分なトレーニングができていない自分に喝を入れる感じでして、途中で痛み止め飲みながらのストイックな5時間だったと記憶してます。それはそれで楽しいんですけどね。
2月11日の土曜日に再度、五時間走を企画しました。いつものようにジョギングの友人たちと呑んでる席で出て本当になってしまうパターンですが(笑)
秋に一緒に何度か漂着ゴミを拾いにいったNさんのラン友への声かけもあって、結局14人ほどが参加。皆さん、すごいなぁ。途中参加や途中抜けも大丈夫なゆるやかな五時間走。
7分/kmペース舗装路主体の「ゆったりまったり組」と、想像では5分半/kmでトレイル主体の「ゆったりがんばり組」の二グループに主に別れて、公渕森林公園をフルに使っての楽しい5時間となりました。
前回は舗装の周回路をぐるぐるでしたが、今回は僕もダートコース入ったり、逆走したり、二子山登山したりと広大な公渕を思う存分味わって楽しめました。
課題も多く発見できました。フラットなところを3時間半ぐらいまでは7分/kmペースでゆったり走り続ける脚はできてきたのですが、そこから急激に脚が出なくなります。走れないわけではないのですが、登りがほんと弱くなります。7分半/kmで走るか、10分/kmで歩いてしまうかでウルトラマラソンの完走が左右されるので、練習でせめて60kmは走り続けられる脚力と精神力を身につけないといけません。「八時間走」の練習が必要ですね(笑)
4時間半を超えたあたりからはホントきつかったです。ただ、これも根性論みたいに思われるかもしれませんが気持ちの問題なんですよね。頭が「もうすぐおわりだぞ。やすんでいいんだぞ。」みたいな指令を出してるようなんです(笑)。 そういう意味でも五時間走とか八時間走を経験しておくことは大事です。
今回、膝の痛みが出なかったことも大収穫です。昨年の夏からとにかく膝に負担をかけないよう、じわじわと負荷を強くしていった成果が出始めたのかもしれません。一日置いた今朝も走ってきましたが、ノーダメージ。今月は丸亀ハーフもあったので、以前なら膝が常に違和感ある状態になっていたぐらい距離走ってるんですが問題なし。これで安心してトレーニング続けられます。
終わった後は、みんなで車で5分の谷川製麺所に繰り出します。汗が冷え始めた身体に、あったかいうどんが染み渡ってめちゃくちゃ旨いわけですよ。
という感じで、五時間走+谷川製麺所を楽しんできました。公渕森林公園は僕が子供の頃から遊びまわっていた場所ですが、その頃と比べても、樹がほんと大きくなって気持ちのいい森に進化しています。舗装路と未舗装路、山や池など変化に富んでいてコース選びも楽しいです。皆さんもぜひ公渕で一緒に走り始めませんか?最初は散歩からでいいと思いますよ。
なんにせよ、今回一番強く感じたのは、素敵なひとたちとワイワイガヤガヤ走ったり歩いたりすることはほんと楽しいなぁということでした!