スタッフ側で参加したのであんまり自画自賛はいけないのだけど、こんな面白く、贅沢なイベントはなかなかないなぁと思った昨日の男木島での地引網、料理教室。
NPO法人わははネットさん主催のこのイベントは食育をテーマにしているのですが、自分たちで捕った魚と、自分たちで採った野菜をもとに、自分たちで料理して食べる、しかも島のおじさん、おばさんたちと一緒に。と、いう感じでした。
地引網では島の日焼けした漁師のおじさんたちが協力して教えてくれ、島の畑の野菜収穫では島のおばさんがいろいろレクチャー。料理では、高松から参加の御意の細川さんによる魚の捌き方や刺身の仕方指導。そして何よりみんなで料理を作る楽しさが、おじさん、おばさんたちとワイワイと喋りながら作ることで感じられたのが素晴らしかったなぁと思います。作るのも、食べるのもみんなでワイワイやるのが楽しいし、美味しいですよね。
地引網は僕もアンカーマンで引っ張りましたが、重い・・・。大漁を予感させましたが、実際、大漁でした!
トロ箱に入れてオンバで港まで運ばれた魚とタコは料理人、細川さんの指導で、子供たちで調理します。我が息子も人生初挑戦の出刃包丁で鯛の鱗おとし・・・。おぉ、予想以上にうまいじゃん。
続いて内臓をとっていきます。エラをまず外すんだそうですね。少年たちが中心でやってたんですが、真剣な顔でみんな取り組んでましたよ。生きた魚を食べるようにするにはいろんな工程が必要なんだね。
男木島名物タコの天ぷらを大きな鍋で。おばちゃんの指導のもと、子供たちが豪快に入れていきます。美味しそう!
それでは皆さん、感謝していただきまーす!!
鯛の刺身、タコの刺身、タコ飯、タコの酢の物、タコの天ぷら、焼いた鯛、あらの味噌汁、採れたて野菜のサラダ、とうもろこし、特産味噌で味わうキュウリ、デザートにまっかうり・・・。他にも何かあったかも。ほんと盛りだくさん。これらがほとんどその日に調達っていうのがすごいですよね。新鮮でうまかったー。
午後、お腹がいっぱいになってからは男木島のアート作品を見学。子供たちは全作品無料だもんねー。
ものっそ濃い一日なんですが、往復のフェリーも楽しんで、高松に着いたのが15時40分。まだ遊べる時間じゃん(笑)
大人でもこういう体験がしたくなった方は僕まで相談くださいね。島はいいよ~。