高校時代までは何がなんでも高松を飛び出たいという想いが強かったのを憶えています。大学の頃は、いろいろ経験も積んで、視野が広がった気がして「いまさら高松でやれることはない。そんな小さなところに俺の居場所はないんだ」との想いで東京へ就職を決意しました。
社会人になって数年して、それなりに成功したつもりになって、大企業のブランドに頼らず何かをしたい、起業したいと思った時、結局、親のすねかじりで実家に舞い戻りました。その後、もう一度大阪に出たりしましたが、高松に戻ると言うのはなんとなく「都落ち」なイメージがしていたものです。
ところが、地元の様々な方々と交流が増え、身近な自然と親しみ、あらためてゆっくり散歩などしてみると、いい故郷だなぁと思います。子育てがはじまるとよけいいいところだなぁと思います。
誰にとっても故郷とはそういうものなのでしょう。
そういうスタンスで地元に集中した仕事に切り替えると、これまたいいご縁をたくさんいただけます。地元で起業をしたのに、「大阪だ!東京だ!中国だ!」と邁進していた時は苦労の連続でした。「しっかり地元に根をおろそう」と決めてから、時間はかかりましたし、まだまだですが気持ちに余裕を持っていい仕事ができていると思います。今後とも精進いたします。
今朝は久しぶりに朝ジョギングをしてきました。
僕が走るコースは田んぼの中の農道です。南へ向うとだらだら登り坂、北へ向うとだらだら下り坂。東西に走ると扇状地形の丘をいくつか越えるようになります。
農道の中にはダートコースもけっこうあって、適宜混ぜると膝にもいいような気がして・・・。
香川の南、徳島との県境は1,000m峰の讃岐山脈が連なっています。
香川のうどんと並ぶ名物は、「ため池」。僕がジョギングコースと思ってるエリア、総延長30kmには、20ぐらいのため池がありまして、どのコース走ってもため池の堰堤やらを走ることになります。これがけっこう四季の変化があって楽しいです。
こんなところを走っています。
香川に移住されたい方、もしいらっしゃいましたらいろいろご相談ください。ポイントは仕事だと思いますが、僕の周囲ではいい環境が整ってきていると思います。