04/212011

Gofieldにおける社員、メンバーとは

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本日もGofieldという会社のことについてちょっと書いてみます。最近、ブログが楽しみな「玉置沙由里(MG)さん」の下記の記事を読んだからです。いつも参考になります。

わたしは正社員になりたくありません

僕や数名の元気なメンバーの行動やら、ブログやらを見ていると、ウェブ制作会社じゃなくってアウトドア屋を標榜していたり、実際にアウトドア屋さんのお手伝いをしていたり、カフェ&雑貨のお店のお手伝いをしていたり、面白い商材を開発したり、アウトドアなイベントを実施したり、クルージングツアーの関連会社を新設したり、社外の面白そうなイベントにお客さんを誘いまくったりなどで、すごく「自由で自律した」雰囲気の会社と思われている方が多々あります。

で、会社に来たり、実際に一緒にお仕事をさせていただく段階になって、「Gofieldさんって、静かなんですね。」とか、「Gofieldさんって、けっこう真面目なんですね。」というお言葉をいただきます(笑)

ウェブサイト制作とその運用というウェブ事業が売上の60%を占め、メンバーの半数以上が携わっておりますので、現実はコツコツ真面目に地道に・・・という感じです。最近では、社外のパートナーの方々と共同で新しい通販事業を展開したり、リアルな店舗のお手伝いをしたりもしていますので、かなり雰囲気変わってきていますが。このあたりの新事業領域の話は、かなり社外で質問いただくので当面のビッグプロジェクトの目途がついたらGofieldのコーポレートサイトでもその生態系をまとめたいと思っています。ぜんぜん関係ないように見えて、ウェブ事業とも密接に関わっているんですよ。おそらく。

全体にプロジェクト型の業務と、ルーチン型の業務に分けられますが、どっちにせよチームワークがとても重要になっています。環境要因としては、メンバーのみんなが年齢を重ねてきて、子育てに入っていたり、そろそろ親の介護も視野に入って、誰か一人が属人的にスーパーに活躍しているのでは破綻が見えているということがあります。24時間戦うのはみんな無理です。

メインのメンバーが長期で休もうが、サブのメンバーが滞りなく活躍できる仕組みが必要ですし、役割分担がある中で、スムーズにサポートをする土壌を普段から耕しておかねばなりません。また、個人に負荷がかかり続けていて、リスクが表面化したときは、既に会社として手遅れのケースもあります。とにかく、チームで対処する仕組みと文化が必要です。

で、こういう話の流れで僕がGofield Wayという行動指針を策定していることや、フレックス制といいつつ仕組みとして朝のAll Hands(朝ミーティング)などを重視している関係で9時には出勤ができる限り必要など、けっこう半分強制的に時間拘束含め囲い込んでいるように思われる人も多いかもしれません。

一人で自己管理し、個人で独自の仕組みを構築して会社機能との接点をうまく切り回し、WINWINのパートナーシップを形成できる場合は、現在のGofieldが作っている仕組みの中にどっぷり浸からなくてもかまいません。完全に在宅の正社員でも、週休三日の正社員でも、年に2ヶ月休暇の正社員でも、半分以上NPOの仕事をしている正社員でも、極論すればOKなのです。玉置さんが書かれている、人生プランが実現できるような会社でありたいと思います。

ただ現在はGofieldという仕組みの中にどっぷり浸かって、機能をフル利用して経験を積むほうがステージとしていいかもね、というメンバーが多いのかなという状態なだけです。なので、拘束する気はまったくありません。

また、これからの時代は、冷静に考えて苦難の多い時代と予想されます。僕はそういう苦しい時代を楽しみながら笑顔で乗り越えていくには、「個人」でがんばるのもいいのですが、「会社」とか「地域」とか「特定のコミュニティ」単位で「航海」していくのがいいんじゃないかなと考えています。そういう、「航海船として使える会社」にして、メンバーとお客様、そして一緒に遊んでくれる方々とともに未来に歩んでいきたいのです。社会貢献分野含め、共感できるプロジェクトは共にがんばり、そうでないケースは別々のことを・・・というのでかまいません。

社内のメンバーは、「兄弟姉妹」。お客様、一緒に仕事したり遊んだりしてくれるパートナーの方々や地域の方々は「家族」。

そう思って日々精進します。

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