会社の中は完全年度末モード。3月度は、通常月の2倍以上の売上高になるのがウェブ制作会社の常でして、フローよりもストックを重視してきてはいるのですが、4月1日公開などの案件が山積で、日々クリエイティブグループやシステムグループはがんばっております。お客様方、本当にありがとうございます。
実際のお客様とのやり取りなど執行部分は事業部を担当している役員、マネージャにほぼ移管しているので、僕自身が大汗かきながらかというと正直そういうことはありません。
と言っても毎日遊んでるわけではありませんよ(笑)
外部のパートナーの方々と進めているいくつかの大きなプロジェクトの調整や、プロジェクトマネージャに引き継げるまでのコーディネートなどを担当しています。どちらかというと人と人を繋ぎつつ、自分たちの持っているコアなスキル、ノウハウ、人的資源を活かせるプロジェクトに形を整えていく仕事です。
昨年末オープンした丸亀町の雑貨とカフェのお店「まちのシューレ963」や、4月にオープン予定のアウトドアとブックカフェの「レオニア」、4月に本格的にサービス開始予定の瀬戸内海と島のツアー会社「風向(ふうこう)」、結婚式の席札に名前の入ったお箸を提案する「席札屋」などはこれまで暖めていたものがどんどん芽を出している段階です。とても刺激的な毎日です。
ただ、こういうプロジェクトにじっくり焦らず参加できるようにするには、株式会社ゴーフィールドとしてのコアビジネスである、ウェブ制作、ウェブ運用代行、ウェブ通販が順調な成長基盤として確立しておくことと、堅調な黒字化を達成しておかないといけません。
そこで僕の役割は広く言ってしまえば「経営」なのですが、具体的には「戦略立案」とその戦略に基づく「組織作り」になります。
3月決算なので4月から新年度になるのですが、その戦略と組織の設計図となる「経営計画書」は少しずれて5月から発動になります。前年度の最終数字が出揃ってから仕上げます。もちろん、一夜漬けではできませんので、素案作成は今時分がピークでして、いろいろデータを前にして頭を悩ませているところです。たまに取締役の牛尾や皆見に声をかけていろいろ相談したりしますが、基本的にはひとりで決断します。前提に、メンバー全員が携帯している指針「Gofield Way」がありますが、その中でも下記の部分を強く意識しています。
メンバーの人生が充実するよう最善を尽くします。
これを実現していくプロセスではメンバーに負担をかけるシーンも出ていることは確かです。本当に頭が下がります。その負担を少しでも軽くし、満足度高い状態に持っていくか。そしてお客様から愛されるメンバーへと育てていくか。その根幹になる重要な「経営計画書」を書いているのだと責任感でいっぱいです。