NPOこそミッションを明確に
の続きです。
財務データの準備と開示が大事なのはわかりますが、具体的にはどういう手順で準備を進めればいいのでしょう?
(参考)
■NPOの財務データ
というわけで、ミッション、目標が明確になりました。
NPOとはいえ、経理処理をずっとほったらかしで決算前に駆け込み処理というのがよくないことは当たり前ですが、じゃぁ、毎月締められてますかとなると「遅れ気味です・・・」というケースが多いですね。
会計ソフトに入力するってことも大事ですが、日々のお金の動きにも注意しておいて見えるようにしておかねばなりません。
日次として、
・支払いリスト
・入金予定リスト
・売り掛け未入金リスト
の3つは用意しておいて、日々更新をしておいたほうがいいでしょう。
支払いリストは引落、振込、現金がわかるようにしておいて、現金出納帳も把握しつつ管理します。売り掛け未入金リストは入金予定日に入金がなかったものをリストアップ、調査、入金確認まで管理する目的で活用します。一般的に販売管理ソフトで行うケースも多いですが、NPOなどの場合はどの程度売掛金が発生するかによって販売管理ソフトを使うかどうかわかれますかね。
次に、月次においては、
現金、預金、買掛金、売掛金、経費、給与、立替金、社会保険料、預かり金、借入金
などを対象に、各々領収書や通帳、請求書、売上伝票、給与明細などをもとに経理ソフトにできる限りタイムリーに入力していきます。給与に関しては給与ソフトを導入して連携させておいたほうがいいですね。
とにかく、この月次処理を溜め込まないことです。ここが滞留すると、財務データが日々遅れて、経営判断他に対して意味のない紙になってしまいます。
月末締めとするケースが多いと思いますが、入力作業はできる限り早く終えて、遅くとも翌月の5日ぐらいまでには終えることを目標にしましょう。ここのスピードが早いか遅いかがそのままNPO全体のスピードに影響が出ます。
どうしてもこのあたりに人を割けないという場合は、アウトソーシングの活用も検討が必要です。慣れたところは短時間でできることですので、案外安価に対応してくれます。
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財務データの準備と開示が大事なのはわかりますが、具体的にはどういう手順で準備を進めればいいのでしょう?
(参考)
■NPOの財務データ
というわけで、ミッション、目標が明確になりました。
NPOとはいえ、経理処理をずっとほったらかしで決算前に駆け込み処理というのがよくないことは当たり前ですが、じゃぁ、毎月締められてますかとなると「遅れ気味です・・・」というケースが多いですね。
会計ソフトに入力するってことも大事ですが、日々のお金の動きにも注意しておいて見えるようにしておかねばなりません。
日次として、
・支払いリスト
・入金予定リスト
・売り掛け未入金リスト
の3つは用意しておいて、日々更新をしておいたほうがいいでしょう。
支払いリストは引落、振込、現金がわかるようにしておいて、現金出納帳も把握しつつ管理します。売り掛け未入金リストは入金予定日に入金がなかったものをリストアップ、調査、入金確認まで管理する目的で活用します。一般的に販売管理ソフトで行うケースも多いですが、NPOなどの場合はどの程度売掛金が発生するかによって販売管理ソフトを使うかどうかわかれますかね。
次に、月次においては、
現金、預金、買掛金、売掛金、経費、給与、立替金、社会保険料、預かり金、借入金
などを対象に、各々領収書や通帳、請求書、売上伝票、給与明細などをもとに経理ソフトにできる限りタイムリーに入力していきます。給与に関しては給与ソフトを導入して連携させておいたほうがいいですね。
とにかく、この月次処理を溜め込まないことです。ここが滞留すると、財務データが日々遅れて、経営判断他に対して意味のない紙になってしまいます。
月末締めとするケースが多いと思いますが、入力作業はできる限り早く終えて、遅くとも翌月の5日ぐらいまでには終えることを目標にしましょう。ここのスピードが早いか遅いかがそのままNPO全体のスピードに影響が出ます。
どうしてもこのあたりに人を割けないという場合は、アウトソーシングの活用も検討が必要です。慣れたところは短時間でできることですので、案外安価に対応してくれます。