上の写真はその昔に、鳴門の某ビーチで30分ぐらいで拾ったライター。
ライターは、それが「配布」された場所が特定できるものが多いので、大まかではあるけれど、どこで排出されて、どこで拾われたかを示す指標になる漂着物だ。この時も、対岸の和歌山や神戸、遠くは中国からの漂着ライターがありました。
山陰の海岸に行けばおびただしいハングル文字のライターが落ちています。よく、「中国や韓国はけしからん!どんだけ海にごみを捨ててるのだ!」という方がいますが、日本も加害者である事実があります。
ちょうど、僕がNZでビーチクリーンアップに参加していたころ、鹿児島では、藤枝先生がミッドウェイから届いたライターを分類していたみたいです。その数、1,402本。
結果、48%と、圧倒的に日本からのライターがミッドウェイ周辺に漂着していることが判明。北太平洋一帯に、日本のライターがウヨウヨしていることが想像されます。ライターがあるってことは、他の日本からのプラスティックごみもあるわけで、大いなる加害者です。もちろんこの中には瀬戸内海から出ていってるごみもあるわけです。