10/182010

女木島ビーチクリンアップ2010秋

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瀬戸内国際芸術祭は終盤に来て、さらに盛り上がりを見せていて、高松港は朝から夜まで大賑わい。

土曜日は、その島のひとつである女木島でビーチクリンアップを実施してきました。

フェリーでの大混雑が予想されたので、今回は参加者募集を絞っての実施。案の定、フェリーめおんは車両甲板にも人が乗るなど凄まじさ。まるで、革命政府から逃げ出す難民船のようです(笑)。けど、みんなニコニコと島に渡るうきうき感にあふれてますね。

女木島の海水浴場にもなってる浜は潮の流れが漂着ゴミをあまり寄せ付けない潮流なのか、他の浜辺比べるとかなり綺麗に見えます。浜が南向きなので、瀬戸内海の大きな流れである岡山から南に向う潮がぶつからないわけですね。

が、拾い始めると、細かいプラスティックゴミなど含め、かなりの量。破片化したゴミがやはり多いです。

破片になる前に拾えば「1個」なのに、破片化すると、「10個、20個」になってしまいます。細かくなると拾うのも大変。ゴミを出さないことも重要ですが、今あるゴミを積極的に拾って破片化させないことも重要です。

データ収集しながらわいわいと楽しく1時間ほどクリーンアップ実施。この方法のいいところは、みんなが喋りながら楽しく活動し、その中でどんなゴミが多いのか体感的に学習できるところです。

女木島の多いゴミの種類、ワースト3は、

1.硬質プラスティック破片
2.プラスティックシートや袋の破片
3.カキ養殖用パイプ

でした。

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後半は、鹿児島大学准教授の藤枝先生による、浜辺で拾った秘蔵お宝披露と、海ゴミ問題を考える出張講義。笑いに包まれながら、また想いを新たにしました。

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