10/272010

14年前に植林したクヌギ林のその後

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朝の5時台が暗くなってきたので、なかなか朝ジョグのモチベーションがあがりません。それでも走りたい欲求は高いので、週末にできるだけロングを走るように考えました。

さっそく先週の土曜日にゆっくりゆっくりどこに行こうという目的もなく、東へ西へ南へ。

1時間程度走ったところで公渕森林公園までもうちょっとだったので、たまに走る公渕池の周回コースを目指しました。上の写真のようなトレイルがあって、森と池の素晴らしい景色の中を走ることができます。いつも、「あぁ、この森の公園に走ってこれる距離に住んでてよかったなぁ」と感じます。って、5kmほどあるんですけどね(笑)。

周回道の途中には、14年前、僕がどんぐり銀行関連のボランティアで森づくり活動に参加し始めた頃に植林したクヌギ林があります。クヌギで14年ですからけっこう立派に成長していて、細いものは間伐して木材や椎茸のホダ木として利用できる頃。

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が、どうやら間伐は行われてない様子。樹間が狭く、伐った方がいいんじゃね?と思えるところも多いです。ただ、一部では皆伐が行われてました。これはこれで循環型の利用のひとつなんでいいのですが、トータルで見るとあまり計画がきちんとないようにも思えますね・・・。大丈夫かな?

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よく見ると、皆伐地の切り株から萌芽更新が始まってますね。なので、このまま放っておいても10年ぐらいでまた利用できる森になるわけですから、日本の森のパワーというか、人間の知恵というか、面白いですね。

こういう循環型の身近な昔からの知恵を伴った資源の利用と、再生可能な最先端エネルギーの研究とをうまくバランスさせていけないものかなとジョギングしながら考える日々です。

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