某一味でイベントを考えている中のやりとりで、「ビーチコーミング」と「ビーチクリンアップ」とどちらの言葉がいいかで意見を出し合った。(って、これ書いてる裏で続いているので関係者には同時進行!)
なるほど!と思うことが多いのでメモ代わりに。
以下は、僕の中でのビーチコーミングに関して時間軸での変化の箇条書き。
・学生時代からビーチコーミングとして、お宝探しを僕は続けていた
・ゴミ問題がかなり深刻だなぁとすぐに感じていた
・10年前から海岸清掃などもはじめた
・海岸清掃活動は、「清掃。終わり。」という流れなのでいまいちだなと感じていた
・ビーチコーミングがマニアックな学術的な領域に入ってくると漂着物から見える
ことが増える
・陸の生活の問題、産業の問題、生活習慣の問題、ミクロな問題いろいろ
・ビーチコーミングを声を大にしてきちんとワークショップすれば、気付きが多い
・さらに勉強を進めてみると瀬戸内海のゴミ問題がよく見えてきた
・日本海や、太平洋は海外からのゴミ問題も絡んで簡単な解決が難しい
・瀬戸内海のような閉鎖性海域は、地域の総力あげれな解決の方向はある
・瀬戸内海に入るゴミ、沈むゴミ、漂着するゴミ、回収するゴミの量がだんだん
数値で見えてきている
・すると、ひとりあたり、どれぐらいゴミを結果的に海に出さないようにして、
どれぐらい回収するようにすればいいのかな、数字でだんだん見え始めた
・出さないようにするほうは、教育、啓蒙、製造業、流通業へのはたらきかけやら
継続して強い運動が必要。そのためには、浜辺や川で継続的にゴミの分類、
調査が必要。
・で、回収するほうも、これはこれで内陸含めた住んでるみんなが、ほんの少しの
量を拾えばどんな瀬戸内海が待ってるのかも想像ができ始めた
・すんでるみんながいきなり本気は無理だけど、志が高い人が、10人分、100人分
拾えばなんだか、結果が出てくるように思えてきた。これが、対馬や五島列島だ
と、拾っても拾っても押し寄せる韓国や中国、台湾のゴミに心が折れるだろうな。
ひとつ積んでは母のためと積んだ石が、やってきた鬼によって崩される感じ。
政治、もしくは国境を超えた連携がなければ無力感が漂う。
外洋のゴミ問題では僕にはできることが限られている
・瀬戸内海は、方向が見えてる。なので、出さないようにしよう!回収しよう!の
両面で加速させて、早く、ものすご美しい瀬戸の浜を復活させたい
そういう意味ではビーチコーミングは気付きを伴うアクティビティとしてやっぱり面白いなぁと思うわけです。