週刊金曜日でたまに拝見していた谷村智康さんですが、きちんと書籍を読んだのははじめてでした。
「中学生のためのメディア・リテラシー」
を目指されたようですけど、ぜんぜん大人で楽しめます。広告、とくにテレビ広告の終焉を紋切り型でズバズバと。最近、テレビを見ることがほとんどなくなった僕でして、「とはいえ、世の中の人はまだまだテレビ見てるんだろうなぁ」と思ってましたが、いくつかの事例を読んでいるうちに、こりゃぁ、地上波のテレビを広告含めて見る人はもっと減っていくなぁと感じました。その上で、「消費者が広告費を取り戻す」として提言で最後を締めくくっています。これは参考になることも多くて、お薦めです。
マス広告費が、全部インターネットに流れているわけじゃないんだぁ。