世界観、ビジョン、仕事、挑戦――個として強く生きるには

時間がある人はぜひ下記の梅田さんの講演録を読んでみてください。ただし、長文ですので確実に今やってる仕事が思考含めてしばらくとまりますよ（笑）。覚悟の上でどうぞ。

僕も組織のトップである以上、メンバーに何かを依頼することは多々あります。その際、そのメンバーに対して、「意味のないこと」をやらせていはしないかという危機感を持つことが大事だとあらためて感じました。それを防ぐには僕は何をすべきなのでしょうか？知識を得ることでしょうか？

Googleの登場と常時接続の普及で、ストック情報の意味がほんと小さくなりました。意味がなくなったといってもいいと思います。家庭の医学が本として家にある人は少ないでしょうし、電話帳の出番も減り、時刻表を買う人はもうマニアの域ですね。僕たちの頭の中においても「知ってる」ということは意味が薄れてきているのかもしれません。Google以上に知ることはかなり難しいことです。

そして、僕の会社のメンバーに、ものすごくGoogleを使っての検索力が強いメンバーがいたとしたら、彼は僕以上にある意味、「知っている」可能性が高いわけです。では、僕が取るべき方法は何でしょうか？

1.「意味のないこと」を依頼してはいないかと、常に緊張感を持って生きる
2.僕自身も、「意味のないこと」をしていないか、常に緊張感を持って生きる
3.Gofield自体を、「見晴らしのいい場所」にすべき努力を怠らない
4.自分がやらない限り世に起こらないことを探し続け、実施していくこと

こんなところでしょうか。なんだか答えになりませんね（汗）。引き続き考えます・・・。

よくお客様に、

「森田さん、いろいろアイデアや工夫をブログとかで書きまくってるけど、競合会社にも知らせちゃってるじゃん」

と言われます。僕の中にある知識などはほんと検索すれば出てくる話ばかりですし、本に書いてあることばっかりです。ただ、僕たちはそれを実行するだけの経験を積み上げ、仕組み化し、教育を続け、かつ常に、さらに改善はないか、いい方法はないか、問題点はないかと改革を続けています。この「姿勢」が最重要なのであって、ここを真似することはなかなか難しいと思うのです。

もちろん、これまでも、そして今も失敗の連続であり、ご迷惑をかけている方もいらしゃいます。だから僕たちは立ち止まらず、「個として強く生き」、そして個であるメンバーが集結しチームを作って、楽しく、面白く、スピーディに、そしてゆっくりとミッションに向かって進んでいかないといけないんだと思います。