忘れられた日本人

昨夜はY先生に招待されて蒼天芦辺社長と共に、銀座近くの寿司屋へ。Y先生のほか、某ブライダル系上場企業の社長秘書の方と、少し遅れて某有名外資系飲料会社の社長（ポルトガル系）同席。なんんとも不思議なメンバーでこの夜の出会いと寿司とワインに乾杯。ごちそうさまでした、ありがとうございました。面白い話題たくさんでした。

で、本日、ワインに弱い僕はかなり二日酔い気味・・・。泡盛ならぜんぜん大丈夫な量なのに・・・。

僕に影響を与えている師匠が今の日本に何人かいらっしゃるんですが、その中でも現在山口県在住のてるてるさんは僕の20代後半からの人生を大きく変えて、豊かにしてくださった方です。先日も、コメントをいただき、以前に読んだ、宮本常一の本のことを思い出させていただきました。

忘れられた日本人 (岩波文庫)

posted with amazlet on 07.10.17

宮本常一
岩波書店 (1984/01)
売り上げランキング: 2033

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忘れられた日本人

人々は明るく生きています。

日本のある風景

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戦前、戦後にそこに存在した、「忘れられた日本人」を丁寧に取材して、まとめられた恐るべき本です。長く続いた自民党政権のある意味辺境をなくす政策のため、その絶対数は減ったかもしれませんが、グローバル経済、都市偏重の政策の中で、今度はどのように「忘れられた日本人」が出てくるのでしょうか。ある程度情報が簡単に取り出せて、日本も世界も狭くなった時代。この本に出てくる「忘れられた日本人」は、つらい生活でもどこかあっけらかんと明るさもにじみ出てるのですが、さて、今後はそういう明るさを伴って等身大で過ごせるのかどうか微妙ですね。