森田桂治
不透明じゃなくて、真っ黒
2006年11月08日
Gofieldの本社は最近かなり複雑になっている。メインルームは150平米ほどで、23人ぐらいが、まぁ、それなりに居心地よくしていて、で、その奥にこれまた150平米程度の通販の倉庫兼作業場がある。が、大家さんの粗大ごみ置き場も兼ねているので、実質的に使えるのは60平米ぐらい。まぁ、ただだから仕方ない。他、キッチンやらがあるのだけど、この秋から、いったん外を回って別の入り口から入ることになるスペースを借り増しした。約70平米。開発ルームと、その奥に社長室っぽい部屋。で、途中にまた大家さんの粗大ごみ置き場はあるものの、すべての部屋は忍者屋敷みたいに行き来できなくもない・・・みたいな。小学生なら楽しくて仕方ないだろうなぁ。
で、その新しく借りたスペースの奥の部屋は、こもって何かするにはかなり絶好の環境。というわけで、昨日はそこでアカウントマネージャ系のメンバー全員で既存のお客様のサーベイをじっくり。朝から晩まで。リストの1/3も終わらなかったけど。僕らが目指すべきは、お客さんが考えた仕様を実現する部隊ではない。そんなペースでははっきり言って今のビジネスのスピードには追いつけないから、ウェブなどが役に立つことはない。目指すべきは、一蓮托生のビジネスパートナー。お客様のネット事業部。ネット傭兵部隊。とにかくパートナー。お客様の事業なり、会社としての目標を見極め、共感、共鳴してそれに向かってまい進する意志を示すこと。今の時代、これからの時代に求められる技術、トレンド、手法をきちんと提案できること。そしてそれをスピード感を持って実現できること。だから、奥の部屋にこもって男女8人があれこれ議論している内容も、「どうやったら受注できるか？」などは話す余地も無くて、「どうやったら、そのお客さんのゴールは実現できるのか？」が主題。いくつかあきらかになったことは、共感して考えやすい経営者の方、共感して考えやすい事業規模、共感して考えやすい業界というものが、やっぱりあるということ。なので、既存のお客様の中でも僕らがもっと通っていろいろ教えてもらって勉強して、考えさせてもらう機会が必要なところが山ほどあった。当たり前だ。「押しかけお手伝いさん」と思われてしまうお客様もいらっしゃるかもしれないが、僕らは動かなくてはいけない。
というのを、18時までやって、19時には帰宅。子どもたちと遊びながら風呂やご飯やお酒。本を読んでいるうちに、零時。あー、これは5時には起きれないなと思っていたら起きたら6時でしたー。続かないなぁ。
そういえば、政府のやらせ質問。「陳謝」はいいけど、「不透明」じゃなくて、「真っ黒」ですね。怖い世の中になっていくなぁ・・・。
昨夜の就寝時間 00:30 今朝の起床時間 6:00
今日の昼ごはん
投稿者 kmorita : 2006年11月08日 08:12
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コメント
私達の時代の会社では、経営会議での議論の対象と言えば、利益と会社の発展でした。いわゆる内向き、それがその後の大失敗に繋がったと思います。いつの間にか顧客のニーズは何処かに行ってしまい。「これなら売れる。買わない方が不思議」の考え方に埋没してしまったのです。気が付いみたら、思いこみで買った不良物件にまみれてしまってました。見るべきは顧客だったのです。その意味でkmoritaさんの経営センスは的を得ていると思いました。発展を祈っています。
投稿者 テルテル : 2006年11月08日 20:44
